リベサガプレイ記録~一般ユーザーでも推しキャラパーティーでロマンシングクリア~⑥

皆様こんばんは、Producing office SOLEIL杉山薫です。
お正月の予定もすっかり変わってしまいましたが
明日は仕事始めなので、その前に年末年始楽しかった話題は
区切りをつけたいと思います。

ロマンシングサガ2 リベンジオブザセブンが素晴らしいゲームだと
言うことは、書きすぎなくらいに感想を書いてきましたが
最後に、今回このゲームを通して私が学んだことを書きたいと思います。

前回の記事はこちら

 

誠意を持って取り組んだ業務は必ずユーザーに伝わる

色んな方が述べられている通り、今回の作品は原作をすごく大事に
リメイクしてくださったと言うことが、随所から感じられました。
今回の話題では殆ど触れられませんでしたが、映像やゲームシステムだけでなく
音楽も本当に素晴らしかったです。
それこそ、当初はリメイク版のイトケンサウンドが聴けるだけでも
このゲームを買う価値があると思ったくらいです。

開発技術の進歩については分からないのですが、音楽に関しては
リメイク発表前からイトケンサウンドが好きで
いくつかリリースされているアレンジ版の楽曲、
それから今回のサントラでも参加された、サガオフィシャルバンド
DESTINY8のアルバムも購入して聴いていました。
リベサガの音楽が素晴らしい楽曲に仕上がっている理由には、
参加されたミュージシャンの方々が初顔合わせではなく、
何度もこれまでのサガ楽曲アレンジでのノウハウ、経験が
意思疎通も含めて生かされているから、この音楽になったのだろうな、
と感じました。

どんな人とも1回の顔合わせで成果を出すのがプロではあるものの、
これが、原作リリース後30年間一切のアレンジ楽曲のリリース、ライブ、セッションが
無い状態で初顔合わせして作っても、このような音楽にはならなかっただろうと感じます。
これまでバンドやオケで活動されてきた様々なことの積み重ねが今回につながった。
そして、これも誤解無いように書き留めておきたいですが
音楽業界や芸能界、エンタメ業界は確かに特殊な世界なので、内部に入らないと
経験出来ないこと、分からないことはあります。
でも、すべてはアーティスト、クリエイターが作った作品を見聞きすれば
その人が作品に懸けた思いは読み解くことが出来ます。

内輪揉めしていたり、マネジメントがゴタゴタして作品づくりに集中出来ない
状況でリリースした楽曲には、作品の中にそのような背景がにじみ出てしまうものですし
逆に、リベサガのように本当にスタッフの方が熱意を持って取り組んでくださった作品も
また、開発工程を一切見ていない、完成品しか知らないユーザーにも
伝わるものなのです。

世の中全体で見ても、本当に良いプロジェクトに関われる機会と言うのはそう多くなく、
私もこの先何回そういうチャンスに巡り会えるのか分からないですが
開発側が絶対の自信を持ってリリース出来る商品のプロジェクトに
自分も関われたらいいなあ、そう感じる、今回の作品でした。

 

本当は3周目のプレイもしたいところなのですが、この年末年始も
確定申告の準備をする予定を急遽変更してリベサガコラムに当ててしまったので
3周目は確定申告の目処が経ったら、春先くらいに、今度は引き継ぎではなく
新しいデータで、最初から難易度オリジナルでプレイしようかなと思っています。

そして今度は、ジェラールと最終皇帝以外は全部シティシーフ男皇帝で
進める予定です(笑)
2周目プレイしていて気づいたのが、やっぱり皇帝にしないと見られないシーンが
いくつかあって、それも選んだキャラによって微妙に表情や動きが違うようなので
3周目は全部の世代でシティシーフ皇帝にした時のイベントを見て、
イケメン堪能しようと思います(笑)

それでは、明日から2025年の仕事始めの方も多いかと思いますが
2025年が皆様にとって良い1年になりますように。
またお会いしましょう!

最高に楽しかったです、制作してくださった皆様
本当にありがとうございました!!