2023年になりました

新年あけましておめでとうございます。
Producing office SOLEIL杉山薫です。
2022年は世の中的には大変なことが多い年となった中で迎えた2023年。
今年は、去年より少しでもよい年になってほしい、
そしてウクライナに一刻も早く平和が戻ってほしいと思いながら
新年を迎えられた方も多いのではないでしょうか。

今年の年末年始は、予定外で、過去確定申告した時の書類のスキャン作業を
することになりました。保存期間が5年だと思っていて、ようやく屋号登録した
初年度あたりの書類を破棄出来ると思っていたのですが、念のため確認したところ
5年でよいのは白色申告の場合で、青色申告の場合はまだしばらく保存の必要があること
また、電子保存していれば、原本がなくてもOKと言うことで、それなら保管場所の確保も
大変なので、スキャンすることにしました。家庭用のスキャナーだと時間がかかるので
業務用をお金払って使うことも考えたのですが、年末年始だし、自宅で黙々と
作業をしようかなと思って、スキャナー使いすぎで壊れるんじゃないかという勢いで
過去の書類のスキャンをしています。

これまでも何度か、過去の書類を処分することはあったのですが
やはり当時の書類を見ると、案件、関わっていた人たち、いろんなことを思い出します。

 

失敗、恥をかくことは必要な経験

当時の資料を振り返ってみると、よく言えば今と同じような視点で
物事の分析や、自分の意見を言っていたのだなと思う一方、
言動と実績が伴ってないのだから、そりゃ相手にしてもらえる訳ないよなと感じました。

また、大半の人はそうだと思いますが、やはり1つ成功例を出せたのなら
その10倍以上失敗しているのが現実だと思います。

私なんかは、基本的に出来ると判断した仕事しか引き受けないので
よっぽどのことでない限り、見込みの無い物、薄い物への投資はしません。

だから、そうしたジャッジの中でやると決めたものは、根拠を算出して
これなら行けると判断したからやっていることなのに、
それでも契約締結、交渉成立出来なかった案件がこんなにあったのだなと
成功させることの難しさを改めて感じました。

 

あとはやはり、相性です。

世の中、全てのスキルを100%完璧に持っている人はいません。
演奏がすごく上手でも絵を描くのは苦手だったり、
難しいプログラミングが出来るけど、マネジメントは苦手だったり。

自分が得意とする領域と、現場で求められているスキルが上手く合致すれば
重宝されますが、そうではないことの方が多く、
中には自分が苦手とする領域が必要とされている現場に、
なぜか配属されてしまうこともあります。
そうなると、自分のすべてを否定されるような気分にもなってしまいますし、
運が悪いと、スキルマッチしない現場にきてしまっただけの話なのに
”能力が無い”と言う言葉を発する上司、管理者に当ってしまいます。

本当に優秀な管理者はどんな人材、リソースであったとしても、
それを最大限生かして結果を出すのですが
世の中には、きちんと育てればちゃんと戦力になるのに
育てることを怠って、あの人は能力が無い、と言って切ってしまう責任者も多いです。

心無い言葉を言われて傷つくこともありますが、
振り返ると、やはり辛かった時期ほど、学んだこと、得たものも大きいと
最近やっと私も実感出来るようになりました。

 

皆様にとって2023年がよい年になることを願いつつ、
私自身も、去年よりひとつでもよいことが多い年にしたいなと思います。
写真は、近所の和菓子屋さんの練りきりです。
ケーキも美味しいですが、和菓子もキレイでよいですよね。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします、
またここでお会いしましょう!