健康的ダイエットのススメ

皆様こんにちは!Producing office SOLEIL杉山薫です。
今年も11月中旬で残すところ1ヶ月半となってしまいました。
2020年は激動の年でなかった人はいないと思いますが、
私もまさかこんな風になるとは思わなかった、と言うことが
いくつもあった年でした。

そんな中、まさかこれをやるとは思わなかった、のひとつが
高校生の時以来の本気ダイエットでした。
TwitterやFacebookではちょこちょこ書いてはいるのですが
物理的なダイエット以外にもコンサル業務に通じる学びがあったので、
たまにはこんな半分プライベートなことでもよいかなと思い
Columnを書くことにしました。

 

ダイエットとは、自分を制し、律すること

私がダイエットをColumnで書こうと思った理由が、これです。
約半年間のダイエット生活をして、自分の”欲”をコントロールすることの
大切さを学びました。

人間の3大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲ですが
その中でも美味しい物を食べたい、好きなものを食べたいと言う
自分の欲求をコントロールするのは容易ではありません。
私も、体重計に1週間乗らなくなったら「体重が増えたかもしれない」
と言う恐怖と向きあうことが出来ず、逃げてしまう日々でしたし
実際それは誰しも経験することだと思います。

また、自分の欲求ともうひとつ、私達が向き合い受け入れなければいけないのが
「老い、老化」です。
今回よっぽど、年齢的な変化を受け入れることも考えたのですが
それでもダイエットをしようと思った理由は、
とにかく運動が苦手で甘いものが大好きな私がここで自分の弱さに勝てるかどうかは、
この先の人生、仕事に大きく影響すると直感したため
20年ぶりのダイエットに挑戦することにしました。

私が今回考えた弱さとは
①元々運動が苦手で体を動かす習慣も無い
②ケーキ、ジャンクフード大好き
③唯一成功したダイエットは、高校生時代の絶食ダイエット

この3点でした。

どのようにして、向き合っていったのか
もう少し掘り下げたいと思います。

 

弱さに勝つためには、まずは弱さを受け入れる

私が唯一ダイエットで成功したのが高校生時代、
1ヶ月で10kgの減量をしました。
(その時のMAX体重は今回のスタート時より更に4kg多かったです)

ただ、その時は結局ウォーキングもしたものの
食事も減らさなきゃ体重減らないと言う考えに至り
最後は1日の食事が朝のヨーグルトと野菜ジュースのみになりました。
今でも忘れません、当時合唱祭の練習をしていた時
みんなでこれから歌うので指揮者が指揮棒を上げた時に
私のお腹が鳴ってしまいました(笑)

そんな無茶なやり方をしたので、「1ヶ月で10kg痩せた」と言うと
聞こえはよいものの、当然気持ちが切れた後のリバウンドや
様々な弊害を起こして体調不良になり、結局また10kg戻ってしまいました。
食べなければ長時間の空腹も我慢出来ますが、
一旦食べ物を口にすると自分でも衝動を抑えられなくて、
4枚切りの食パンを3枚一気に食べてしまったこともありました。
その後少しずつ体重は落ちたのですが、そんな経験から私の中で
「結局のところ過度な食事制限しないと体重は減らせないのではないか」
と言う気持ちがずっとありました。

でも、今は当時と違って食事制限だけをする訳には行きません。
体調管理はもちろんのこと、
仕事上食事をしなければいけないこともあるので
今回ダイエットをするにあたり

①過度な食事制限はしないこと
②おやつも適度に食べること
③どんなに早く痩せたくても、高校生の時のペースでは体重を落とさないこと

これを自分と約束しました。
なので、約半年間を振り返ると、少なくとも「絶食」と言う生活はなかったです。
おやつや、揚げ物もどうしても食べたい時は食べました。
大好物(笑)のマックのポテトも食べました。
その代わり、体重は結果6kg落として元に戻しましたが
スタートが6月中旬だったので5ヶ月で6kg、1ヶ月1kgちょいの減量なので
激的なペースではありません。でも、専門のトレーナーをつけた訳でもなく
独学で減量出来たことは、私にとってひとつ自信になりました。
一切ファーストフードダメ、おやつダメと言う生活をしていたら
恐らく3ヶ月で糸が切れていたと思います。
敢えて、美味しいものが食べたいと言う自分の欲求を受け入れて
その上で、日々の食生活と運動を見直すことにしました。

 

私が行った食事改善と運動

あらかじめ記載しますが、これはあくまで私が独学で行った方法であり
これと同じことをやれば減量出来ると言うものではありません。
それぞれ向き不向き、食べ物も好みがありますので
ダイエットを考えている方は食事と運動のバランスの参考程度にお願いいたします。

 

記録することの大切さ

数年前の話、20kgのダイエットに成功したと言う人が、
とにかく食べた物を記録したとおっしゃっていたのですが
実際にやってみると、食べた物の記録はとても大事だと感じました。
私は結局管理アプリを入れて記録しましたが、
状況をこまめに確認すると言うのは、コンサルの現場で行っている
日々の進捗報告にも共通しています。
また、現状を確認すると、思うように体重が減らない原因は何か
不足している栄養素は何か、と言った問題も見えてきます。
私の場合は、食物繊維、野菜の不足は分かっていましたが
タンパク質もどうがんばっても足りないことが分かり
意識して取るようにしました。

 

無理な目標は設定しない、あくまで自分が耐えられる負荷で

最初は食事制限だけでなんとかしようと思ったものの
食事だけでは無理だと感じ、ウォーキングを始めました。
とにかくちょっとでも体重を落とそう、
私は運動が苦手でジョギングは出来ないので長く歩こうと
でこぼこした道でもなりふり構わず1時間半(1万歩目標)で
歩いていましたが、案の定膝を痛めてしまい
8月は整骨院通いでウォーキングはあまり出来ませんでした。
整骨院の先生はとても良い先生だったので、人の縁自体はよかったですが
続けられなかったらせっかくやっても意味がないので
膝が回復してからは、出来るだけ平で歩きやすい道を選んで歩くこと、
1時間以上は歩かないよう方針転換しました。
私は運良く歩きやすい場所を見つけられたので、以降はだいたい
その場所に通って歩きました。

 

時には休み、気分転換もしながら”続ける”ことを最終目標に

食生活の改善で、とにかく野菜を取らなければと言うことで
キャベツの千切りを最初食べましたが、それならキャベツ以外にも
色々野菜取った方がよいなと思い、我流で野菜スープを作るようにしました。
(毎日同じもの作っているので家族からはクレームでしたが)
この、我流野菜スープ(キャベツ、玉ねぎ、人参、ごぼう、ぶなしめじ)
が思ったよりも苦痛にならずに食べ続けられたのですが、
それは

・野菜だけじゃなくて肉も入ってた方が味がよいので肉も入れた
・飽きたら味や具を変えて、1つのパターンだけにならないようにした

このような事を気をつけました。
肉は、肉と言ってもベーコンやソーセージですが
それでも野菜だけよりお肉もあった方が美味しいのと
油で炒める訳ではないのでいいやと思って、入れることにしました。
味もそんなにレパートリーがある訳ではないですが、
家で余っていたトマトを入れてミネストローネみたいにしたり
カレーパウダー入れたり、あとはいかんせん我流なので
多少材料が切れてしまっても気にしないことにしました。
(野菜ジュースではなく、何か野菜を食べることが大事と考えました)

腸内環境を整えるサプリメントですが
今回ダイエットで購入したものでこれが1番金額は高かったので
効果があったと思いたいですが、運動やその他の食事制限もしたので
このサプリメントを飲んだから減量出来たのかは微妙です。

 

試練を楽しみながら出来たら勝ち。
頑張っている自分へのご褒美も忘れずに。

いよいよこの話題になりました。
今回私が運動する習慣が無く、運動苦手なのにウォーキング出来てしまった
最大の理由です。(笑)

Twitterでは本業を忘れているんじゃないかと言うくらい投稿しました^^;
私が選んだ歩きやすい場所とは、自転車で10分程度の川沿いでしたが
そこに居る、水鳥、野鳥達の姿がかわいくてすっかりハマってしまいました。

カモちゃんの話を書くと止まらないのと、
カモちゃんは今回のColumnの要点ではないので省略しますが
時には、自分はウォーキングをしに来ているのか、
カモちゃんに会いに来ているのか分からなくなりましたが、それでも良しとしました。

整骨院通いでウォーキングが出来ない時は、自転車で川に行きましたし
あとは、カモちゃんがかわいくてつい足を止めてしまっても
ご愛嬌として流しました。
これが、歩いてダイエットだから、カモちゃんにうつつを抜かしてはダメ
と言う考えにしたら、辛くて苦しくて耐えられなかったです。

カモちゃんについては、色々発展して
Twitterで私と同じようにカモちゃんに魅せられている方々が
全国にたくさんいることを知り、カモちゃん仲間さんとのつながりも持てて
今では情報交換もしています。

私の場合はたまたま野鳥観察が自分の楽しみとなりましたが、
これも皆様色々で良いと思います。
変な話、トレーニングジムに行ったらイケメンのインストラクターがいた
でもよいのです。それが頑張る理由になるのなら。

ただし、そうした頑張る理由も無理やり作ろうとすると
それもまた苦しくなってしまうので、あくまで無理なく、楽しみながら
習慣にしていくことが大事だと思います。

 

心を鍛えたい人はぜひ健康的なダイエット生活を

このColumnのまとめとして、ダイエットは
身体、見た目を美しくするために行うものと思われがちですが
むしろ身体的な美しさはおまけ要素で、
3大欲求のひとつである食欲をコントロールすると言う
精神的な鍛錬の方が重要なのではないかと感じました。

実際私も楽ではなかったですし、
結論としては食事制限だけでも、運動だけでもダメと考えています。
だからこそ自分の健康を考え、食欲をコントロールする力を身につけられると
それは単なるダイエットだけにとどまらず、仕事を始め
日々の様々な出来事に対応する精神力になります。

そうは言いつつ私も、お世辞抜きで今回減量した分は
1ヶ月で元に戻せる自信があるので(涙)
体調管理をどこまで維持していけるかが、今後の課題かなと思っています。

精神力を鍛えたい人は、ぜひ、健康的なダイエットをなさってみてください!
それではまた、ここでお会いしましょう!