コロナワクチンレポート(2回接種)-②

皆様こんばんは。Producing office SOLEIL杉山薫です。
2回めのワクチン接種をして一週間が経ち、ワクチン接種の翌週の週末も
休養に当てて、ようやく少し回復してきたところです。
なぜ私がこんなに2回め接種で苦戦してしまったのか、
それも含めて今日のColumnを書いていきたいと思います。

前回のColumnはこちら
→コロナワクチンレポート(2回接種)-①

 

ワクチン接種と言うより、コロナ疑似体験

正直、ワクチン接種後の週明け月曜日、無理して仕事をせず
休むべきだったのに、仕事をして、その後も仕事をしながら
体調回復を並行してしまったのが、今回一週間も引きずってしまった
1番の原因だと感じています。

ワクチンと言えども、私個人に関してはインフルエンザにかかった時と同等レベルで
体は打撃を受けてしまいました。インフルエンザにかかった時は出社停止になりますが
今回は仕事しながら、結局一週間回復までに時間がかかってしまいました。
一週間体が使い物にならないと、インフルエンザにかかったのと
仕事への影響は同程度です。

病は気から、と言いますが物理的な体の負担は勿論のこと
1回めのColumnでも書いた通り、私はそもそも自分自身が強くワクチン接種を望んで
接種をしたのではなく、社会への協力だったり、自分以外の誰かのためでした。
今、まさに渋谷の予約なし会場に若者が殺到し(昨年のマスク騒動と共通するものを感じます)
ワクチンを接種したくても受けられない人が多数いるなか、贅沢な悩みであることは
承知ですが、そもそもやりたくなかったのに、自分の想像を越えて
体への負荷が大きかったため、何故こんな高熱を出して、辛い思いをしてまでして
コロナウイルスを微量であっても体内に入れて免疫を作らなければいけないのだろうか?
と言う思いが強くなり、気持ちの面で負けてしまいました。
そして、まさにコロナ疑似体験と言うべき副作用で、本当にかかったら
身体的打撃も、精神的打撃もワクチンの比ではない、と言う恐怖心も煽られて
先週は客先から帰宅したら最低限の日常以外は何もやる気力も体力もなく
本当はこのレポートの続きも書きたかったですが、それさえも出来ませんでした。

数日前猛暑日がありましたが、呼吸が苦しくなり
それも単に猛暑の中、昨年はウレタンマスクをつけていたのに
今年は不織布マスクをつけているからなのか、ワクチンの副反応なのか
具合が悪いと全てがワクチンのせいな気がして
どんどんネガティブになっていく私がいたくらいです。

 

解熱剤はコロナワクチン接種の必須アイテム

解熱鎮痛剤の販売が急増 ワクチン副反応に備え
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd5d7997414e5a3b88a017760b9afa17575f8c5

こちらの記事で、解熱剤が売れていると言うことが書かれていますが
私が今回副反応で辛い思いをしてしまった物理的な理由は
解熱剤を用意しておらず、熱が上がっても服用しなかったため、です。
1回めはMAXでも37.0度で周囲と比較してもそんなに副反応が強い方ではなかったし
周囲で2回めは38度超えが続出しても、「そうは言ってもまさか自分もなるとは」
と、警戒心が薄かった自分がいました。
また、接種当日も、看護師さん達も強くは言えないのだとは思いますが
解熱剤を用意するようにとは言われなかったし、
元々痛み止めは常備しているのでそれでなんとかなるだろうと思っていました。

接種当日も、帰宅後すぐに熱が上がったのではなく
体感では37.5度くらいかなと思っても、測ったら36.9度だったので
体感と熱は比例しないのかなと思っていたら、その後1時間で37.5度に上がり
さらに最高で38.9度まで上がってしまい、ひと晩下がらず
接種当日は夜もロクに寝れず、意識が朦朧とする中、1時間半ごとに目が覚めては
水分補給をしながら朝を迎えました。いつもの1日のサイクルが過ごせていることが
いかにありがたいことなのかを実感しました。
写真は38.6度まで上がった時のものです。非接触型のものと昔ながらの体温計と
両方で測りました。

翌朝、多少熱は引いたものの、今度は体の節々の痛みがひどくて
とてもじゃないですが、出かけられる状態には程遠かったです。
常備している痛み止めを飲みましたが、それでも終日ベッドに横になって
安静にするしかありませんでしたし、夜また熱が37.5度に上がってしまったため
当日はもちろん、接種の翌日さえもお風呂を見送りにすると言う事態に。

実はワクチンではなく、本当にコロナにかかってしまったんじゃないか
と言う不安や、当日は仕方ないにしろ、まさか翌日も熱が抜けず
お風呂にさえも入れない事態になってしまうと言うのも想定外で
こんなにワクチンの副反応が大変で、しかも自分がその対象となったことに
ショックを受けてしまいました。

日曜になってもこうした事態が続くようであれば翌日の仕事は見送りに
しようと思っていたのですが、土曜日の本当に深夜、23時半ごろでした
先に接種したメンバーから聞いていた

「どこかでワクチンが抜ける感覚があるから」

と言うのが、これかも と思う瞬間があり、その瞬間に
翌朝目が覚めたら1番にお風呂に入ることを決意して(笑)
そして日曜は熱も引いて落ち着いて過ごすことが出来ました。

ここでもまた私は判断ミスをする訳ですが、
1回めの接種時に、翌日大事を取ってテレワークにしたものの
これなら出社出来たな、と言う感覚だったので
仕事の状況もありますが、月曜日出社することにしました。
しかし、1回めとは逆に、「これならむしろテレワークにしておけばよかったかも」
と言うほどの回復具合で、その後も結局痛み止めと言うのは
一時的に痛みの感覚を抑えるだけで、薬が切れたらまた痛みは出る訳で
副反応で体が受けた打撃から回復するのに一週間かかってしまい
ワクチン接種翌週に予定していた予定もいくつかキャンセルして
やっと少し落ち着いてきたかな、と言うところでColumnの続きを書きました。

 

ワクチン接種自体は否定しない。ただ、準備はくれぐれも入念に

もはやワクチン体験伝道師の勢いで、周囲でまだ未接種の人や検討中の人に
今回の体験を伝えている最近の私ですが、
私が今時点で感じて、皆様にお伝えしたいのは

ワクチン自体は決して否定されるものではない。
ただ、インフルエンザのワクチンとは
違うので、
痛み止めと解熱剤を用意して、そして自分を過信することなく

少しでも症状が辛いと感じたらすぐに薬を服用してほしい。

と言うことです。

男女関係なく、誰もが高熱を出して苦しむ可能性がありますし、
こればっかりは打ってみないと分かりません。
でも、私のように必要な薬を持っていない状態だと
症状が辛い時の対処が出来ません。
本当にコロナにかかった時や、インフルエンザも、病気にかかる時は
多少の体調不良の予感はあっても、基本的には予期せぬ事態で突然やってきますが
ワクチンに関しては、日にちが決まっているので、ある程度予定も調節したり
事前に薬も準備したりと、備えをした上で当日を迎えることが出来ます。
そして、きちんと対策を取れば、それなりに副反応を軽くすることも出来ますから
薬を準備しておいて、使わなかったらラッキー、でよいのです。

私は、ここまで副反応が辛いと、国民の義務レベルにならない限りは
3回めは遠慮かな、、、と言う心境ですが、
それも、2回めこんなに辛かったからとてもじゃないけど3回めなんて受けたくない
と言う自分もいれば、ちゃんと対策を取れば3回めは耐えられるのではないか
と思う自分もいます。そして、これだけ副反応が辛い以上は、
ワクチン接種を拒否している人の気持ちを否定することもまた、難しいと感じます。

モデルナワクチンで異物が見つかったりしたのも
マスク不足が申告だった時期に出回っていたマスクの質が
とても通常だったら検品で落とされているようなものも高額で売られていたことと
似ているのかもしれません。
ワクチンを懸念している人も、完全否定していると言うよりは
大半が検証が不十分だから、もう少し様子を見たい訳なので
そうした人たちに少しでも安心して接種していただけるようにするためにも
私は今回の体験が何かの役に立てれば、と思い書くことにしました。

そして、今回のワクチン接種で色々とネガティブ思考になってしまったので
そうしたネガティブな自分を少しでも軌道修正するためにも
引っ越ししてから出来ていないことを、完璧でなくてよいから
とにかく少しでも実行して、実現させること、
今日出来なかった、ではなく少しでも出来たと思って
1日を終えられるようにすることにしました。

なお、私に関しては2回め注射の後が3~5mmくらいに腫れて
それが未だに痕が残っているのですが、自分で撮影しても上手く撮れなかったのと
載せてもグロテスクになるだけかな、と思ったので
注射痕の写真掲載は控えましたが、そういったことも本当に人それぞれのようです。

早くコロナが終息して、元のような日常が送れることを願います。

それでは、次回はまた通常のColumnを書きたいと思いますので
またここでお会いしましょう。皆様どうぞお気をつけてお過ごしください!