私がMOS取得をお勧めする理由①

皆様こんばんは。Producing office SOLEIL杉山薫です。
夏休み期間でゆっくりされている方も多いかと思いますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は私が開催しているレッスンのうち、オフィスワークに関すること
とりわけMOS(Microsoft Office Specialist)と言う資格について
解説をしたいと思います。

資格は誰もが平等に取得出来るスキル証明書

私がMOSの取得を広く皆様にお勧めする理由をまとめました。

①ですが、MOSに限らず資格と言うのは、
学歴、コネやその他有利に働く環境を何一つ持っていない
どんな人であっても自分のスキルを証明出来る証明書です。
参考資料を調べていたらこのコラムと合った記事がありましたので、
ご紹介させていただきます。

MOS世界学生大会 2018 日本代表結果|MOS公式サイト

Excel2016の部門で日本代表の大野政人さんが
第2位を獲得されたそうですが、興味深いのが大野さんは
東大でも早稲田でもなく、専門学校在籍の方だと言うことです。
専門学校と言ってもITエンジニア科在籍とのことですので
その道のプロになろうとしている方だと思いますが、
まさにこうしたことも資格はどこの学校、会社に勤めていても
自分自身が頑張れば取得出来るものと言うことの証明です。
学校としてもこれはとても誇らしい快挙でしょう。

私も音楽については学校で勉強しましたが、
オフィスワークや一般事務のスキルについては全て
社会に出てからの叩き上げのため、パソコンについては
基本的に全て独学で勉強しました。

最近では音楽大学でも私が居たころより一般教養の授業も増えてきて
いるようですが、基本的に音楽大学は音楽を専門的に学ぶ所ですので、
一般大学のようには経済学やパソコンスキルについて
学べる場所ではありません。私が初めてパソコンで資料を作成したのは
大学2年生の時に取った授業ですので、年齢で言うと21歳の時です。
今は小学校からパソコンに触れる時代ですが、
私は大人になってからパソコンを使い始めました。
それでも学生時代に作った資料はWordの資料数個のみで、
Excel、PowerPointのことなど何も知らないまま会社に入りました。

会社に入ってからはWordを使う機会は殆どなく、
資料の大半がExcelだったため、Excelについて参考書を何冊も買って
独学で勉強しましたが、この時私が勉強した範囲と言うのは、
あくまで「必要な書類作成をする上で必要な項目」であったり、
関数についての機能解説を読む、と言ったことでしたため、
本を読んで知ったつもりになっても、しばらく経つと忘れてしまい、
何か書類を作る時に参考書を引っ張り出して機能を探して、
と言う作業を何度もしていました。

その後会社を辞めてフリーランスになり、
飲食、接客と言った直接業務の中でパソコンは使わない仕事も行い、
音楽芸能の他にもうひとつ生涯通して行う仕事を見つけなければいけないと
考えた時に、私は音楽芸能と、もうひとつどんな形であっても
オフィスワーク、パソコンを使った仕事で以降は身を立てようと決意しました。

そんな中、私がやりたいと思うマネジメントプロデュースと
関連がありそうなコンサルの仕事に興味を持ち、営業活動をしていた時、
PowerPointが使えないとコンサル案件には参画が出来ないと言う現実を知り、
PowerPointの勉強を始めることになります。
そしてコンサル見習いとして初めて参画させていただいた案件で、
周りの人と自分のパソコンスキルの差に愕然としました。
その当時の私のパソコンスキルでは、一般事務のレベルでは使えても、
コンサルの仕事をする上で求められるスキルには達していないことを
目の当たりにし、もっとExcelやPowerPointの勉強をしなければいけないと
感じました。そしてこの時、私は当時同僚だった女性から
MOSの存在を教えてもらうことになります。

私にMOSを教えてくれた女性は、少なくとも早稲田慶応レベルの学校ではない、
普通の大学の出の人でしたが、MOSのオフィスマスターの
資格を持っていました。話を聞くと、彼女が卒業した大学では
MOSの資格取得がほぼ必須条件で皆やっていたそうです。
彼女からMOSを教えてもらってから結局1年経ってしまいましたが、
ここ最近は人にパソコンスキルを教える機会も増えてきたこともあり
無資格で人様に教えるのはよくないと思ったことと、ようやく私自身も
MOSの資格取得に向けた勉強を進める気持ちの余裕を持てるようになったため
取得に踏み切りました。

おかげさまでなんとか、2016年の年末に初めてコンサル系の案件に
参画させていただいてから1年半ほど経ち、
「まずは1年、業界の中で生存する」と言う目標はクリア出来、
とりわけ今年に入ってからは案件も途切れることなく
お仕事をいただけるようになりましたが、
やはり面談を受けるたびにパソコンスキルについて説明をするのは、
面談の数が多くなればなるほど負担になるものです。
職務経歴書に書き、面談で説明をするよりも何よりも、
MOSのExcelの資格を持っていると言える方がよっぽど有効です。
(余談ですが音大卒と言う肩書きは、音楽と関係のない
一般の仕事をする上ではむしろ不利で、
それについてはまた別途機会があった時に触れます)
また、同じ企業で仕事を続けるにしても、MOSの資格を取得したと
上司に報告が出来れば、パソコンについての向上心があると
評価をしてもらえることでしょう。

思ったよりも私がMOSを取得するまでの経緯説明が長くなってしまったため、
次の記事で③以降の項目についての解説をしたいと思います。

NEXT 私がMOS取得をお勧めする理由②