2024年を振り返る

皆様こんばんは。Producing office SOLEIL杉山薫です。
2024年下半期は仕事の稼働率が100%超えが続いたこともあり
Xのポストはそれなりにしていましたが
ウェブサイトの更新が殆ど出来ず、年末になってしまいました。

今年は上半期が本当にキツかったので、下半期で多少回復出来ても
トータルで見た時にはよい1年だったとは言えなかったですが
2024年の締めくくりとして、ひとつ書いておこうと思うことがあり
年内ラストのColumnとさせていただきます。

 

民主主義を実感出来た2024年

2024年もSNSが話題に上がることが多かったですが
世の中的な1番のニュースは、兵庫県の斎藤知事が出直し選挙で
SNSで若者を中心にたくさんの支持を得て、大逆転勝利したことでしょう。
意図的な世論操作をしたのではないかと言う情報もありますが、
あの一連の流れを見て感じたのは、
いつの時代でも百姓一揆みたいなことは起こるのだな、と言うことです。

私はマスメディアの発信が全て悪だとは思っていませんし、
全国放送のテレビ局や、新聞などの媒体も必要です。
ただ、今は昔と違い、何もメディア関係の仕事をしなくても
誰もが情報の信憑性を確かめられる時代になり、ステマが難しくなりました。
斎藤知事の件も選挙期間中に発信された情報の全てが正しかったのかは
分からないものの、

選挙へ行くのは高齢者ばかりだから、マスメディアで報道したことが
正しいと有権者は信じるだろうと思っていた、一部の偉い人達に
平民がNOをつきつけた

これは、兵庫県知事選挙の前に行われた衆議院選挙と共に
後々教科書に載るのではと感じました。
チラシをばらまけば、CMをたくさん打てばある程度の数字は稼げていたような
時代ではなくなった、と言うことです。

 

SNSの恩恵を受けることが出来た

世の中としてもSNSが話題にあがることが多かったですが、
私自身も今年はSNSを使っていてよかったと思う出来事がいくつかありました。

主には
①「ファンレター」が書きやすくなり、発信者側も返事をしやすくなった
②X 青バッヂ の必要性
③良識を守って使えば、SNSでのトラブルは意図的に回避できると実感

です。

①は、去年まではSNSで知り合った一般ユーザーのお友達と
出会えたことを感謝することが多かったのですが、今年は
好きな作家さんの投稿に書いたコメントに対して
いくつかお返事をいただくことが出来ました。
以前なら事務所にファンレターを書いて、その手紙は私が送ったあと
アーティストが読んでくれたのかまでの確認は出来ませんでしたし
ましてやお返事をいただくことなど、ほとんどありませんでした。
でも、今はSNSと言う媒体があるので

・いつも楽しく読ませていただいています
・本当に素晴らしい作品で感動しました

のような、作品に対する感想をSNSで気軽に投稿できるようになり、
さらには発信者側も、人によってはお返事をしてくれたり、
いいねボタンでコメントを読んだ意思表示ができるようになりました。
発信者側もファンとのコミュニケーションをどのように取っていくのがよいのか
試行錯誤だと思いますが、
中堅くらいのアーティストまでは、SNSを上手に活用することで
営業活動をプラスに出来るのではないでしょうか。

②のX青バッヂは、私はSNSで仕事の発信は殆どしていないものの
スパムアカウントではないことと、本人が発信していることを伝えたくて
有料プランの契約をしました。1ヶ月1000円近くかかりますが
結局初見の人に怪しいコメント、アカウントではないと信じてもらうには
SNSに対してお金を払って使用しています、と言う意思表示を見せるのが
1番相手に伝わります。

③は、炎上しそうな話題へのコメントは極力控え、投稿をしても
当たり障りないものにするようにしました。
今年起きたニュースで言うと、大谷翔平選手の元通訳、水原一平氏の横領事件と
兵庫県の斎藤知事に関する一連のニュースです。

斎藤知事のニュースは自分の仕事でニュースを追いきれていなかった
のもありますが、いくつか、さすがにこれは投稿しようかなと思った記事もありました。
ただ、当時の自分の状況が、私が投稿しようとした斎藤知事のニュース以外の記事も
ソースを確認して、信憑性を確保した上で書けるかというと、迷いがありました。

迷いがあることは投稿しない方が懸命

SNSに関しては、一度投稿すると自分が削除しても
他の人がスクショ撮っていることもあるため、迷いがあるなら控えた方がよいです。
水原氏の件は、こちらも日本だけでなくアメリカでも大騒ぎになった事件で
著名人も含めて皆さん混乱しているのが分かりました。

ここで注意したいのは

「炎上ターゲットにされる時に、自分のフォロワー数は関係ない」

と言うことです。
どうせ自分のアカウントは殆どフォロワーいないから、書いても影響ないだろう

と言う気持ちでいると、インフルエンサーでない人の投稿がネタにされることは
多くはないものの、ゼロではないのです。

特に、世間が関心を持っている話題についての投稿は
多くの人の目につく可能性も上がること、そして、

一度炎上してしまうと手がつけられない 

1番怖いのはここですよね。火災で火が燃え広がってしまうと
消防車が来てくれますが、SNSで炎上した時には時間の経過しか
鎮火の手段はないのが現状です。

そうしたこともあり、今年は

・平常心でない時はSNSを見ない、投稿しない
・誠意と責任を持って投稿する

この2つを守った結果、SNSのメリットを実感出来たことは
収穫になった年でした。

2024年は元旦から能登地震があったため
お正月どころではない年始になってしまいましたが、
2025年は少しでも穏やかにお正月が過ごせる年になってほしいです。

皆様どうぞ良い年末年始をお過ごしください。

PS
自分の写真あまり載せる機会がないのですが、
先日カモ友さんと上野の国立科学博物館で開催中の
鳥展を見に行った時に撮っていただいた写真です。
カモ友さんとの出会いは、SNSでつながれて本当によかったと感じています。