皆様こんにちは。Producing office SOLEIL杉山薫です。
今年も10月になり、涼しい日も増えて来ましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
東京は昨日今日と秋を通り越して冬の寒さです。
少し前の話になりますが、7月に海外在住の大学同期の子が一時帰国して、
久しぶりに会うことが出来、今の家にも上がってもらいました。
実家を出て1年が経ちましたが、本当に快適で、
彼女にもとても良い部屋だと褒めてもらえました。
今回はそんな私の現在の拠点となる場所を、100%満足の物件を手配してくださった
御用達不動産のなちゅさんと、全ての仕事に通ずる接客について記事を書きたいと思います。
※なちゅさんの御用達不動産は”芸能人、著名人からの紹介のみのため
一般のお客様の対応をしている方ではないと言うことだけ、ご了承ください。
なちゅさん 公式Information
※2024/2/13追記
私がなちゅさんのColumnを書いた半年後、なんと!
FRIDAYさんになちゅさんのインタビューが掲載されました!!
3年で成約300件!不動産業界で大活躍の元アイドルなちゅ「私への入居者大募集中です(笑)」
可能性を潰さないための、ヒアリング
何の仕事でもそうですが、お客様を目の前にした時に、まず確認するのが
「この人が買いたい商品の条件が何か」ですよね。
私がケーキ屋さんでバイトしていた時は、だいたい予算と使用用途を伺い、
希望に近い商品を提案していました。
物件を選ぶ場合、「家賃」が重要な条件である方も多いのでは無いでしょうか。
私も最初に
必須項目
・住みたい場所
・家賃
・間取り(1R、1K、2DKなど)
任意項目
・宅配ボックス
・ユニットバス可否
・24hゴミ出し可 など
をお伝えしましたが、なちゅさんを紹介いただく前に自分でもネットで散々物件を見て、
おおよその目星はつけていたので、素人ながらも「候補にあげてくれた物件のうち
1つくらいは自分でネットで探した物件も入っているのではないか」と思っていました。
ところが、いただいた物件の候補は私が想像していたものと全然異なるものだったのです。
まずは件数。想定していた倍以上の物件を候補として挙げてくださったことと、
そしてネットで自分で探して候補にしていた物件はひとつもありませんでした。
候補にあげていただいた物件もネット非掲載ではなかったので、
なちゅさんが候補に挙げてくださった物件は、いずれも自分で検索していた時には
何かしらの”自己フィルター”で対象から漏れてしまったもの、と言うことです。
ぶっちゃけ、いただいたリストを見た時
なんであんなに私がたくさんの中から候補にした物件が、ひとつも候補にないのだろう?
と腑に落ちない部分もあったのですが
これは、素人が選ぶ目線と、プロが選ぶ目線は違うのだ、と思うことにしました。
自分でネット検索していた時に選んだ物件についての意見をお伺いすることも考えましたが
なにせ私は初めての引っ越しのため、失敗しない物件選びのコツは何ひとつ分かりません。
そのためネットで見ていた物件はプロの目から見た時、
私が言う希望条件から外れていたのだと考え、提案いただいた中から選ぼうと決めました。
ですが、腑に落ちなかったのはそれだけではなく、もうひとつありました。
「なぜ明らかに予算オーバーな物件も候補として挙がったのか」
ということです。
自分の目で見て確かめるから、最優先事項が浮き彫りになる
私はケーキ販売のバイトをしていたので、ケーキ、洋菓子の例で言いますと
ケーキは生菓子なので日持ちしませんが、焼き菓子のギフトですと、
9割型のお客様が気にするのが「日持ち」です。
私がバイトしていたお店の焼き菓子は平均常温で2~3週間でしたが、
お客様によっては1ヶ月以上日持ちするものを希望される方もいます。
中にはもちろん「1ヶ月は日持ちしない」と伝えるだけで断るお客様もいますが、意外と
「試食」をしていただくと、美味しいと言って購入してくださる方もいました。
デパートのギフトですと大抵はプレゼント用で、購入者の最優先事項は
「渡す相手に美味しいお菓子を食べてもらい、喜んでもらいたい」と言うことであって
必ずしも1ヶ月後でも食べられる商品を渡すことではないのです。
不動産(住居)の場合は自分へのプレゼントです。大抵の依頼者の最優先事項は
「いかにストレス無く住める家であるか」であって、必ずしも家賃はマストではありません。
私が、なぜこんなに予算オーバーの物件も候補に出してきたんだろうか?と思った物件は
希望をお伝えした際の任意項目の条件を満たしていた物件だったのです。
提案の時点で、
「あといくら予算を追加すれば、希望する条件全部叶えられる家に住めるよ」
ということを教えてもらえたのは、本当にありがたかったです。
そして、やはり現地を下見してみないと分からないこともたくさんあります。
いわば、ケーキ屋でいうところの試食が内見にあたるのでしょうか。
私が希望していたエリアは土地の高低差が大きく、
地図だけで見ていた時は駅から近いように見えても
実際行ってみると急な坂を登らなければいけない物件もありました。
そうした中で、私自身でさえも必須だと考えていた家賃の条件が違っても
叶えたい条件があることが分かってきました。
内見は、なちゅさんもお忙しい中お時間作ってくださり、1件ずつ一緒に回ってくださいました。
実際にお会いした時の彼女はとにかく笑顔が素敵で、明るく、元気。
いくつか物件を見る中、私の気持ちはどの物件にするか固まりましたが、それでも
今日見た中で気に入った物件が無ければ追加で探すから、無理にこの中から選ばなくても
大丈夫ですとおっしゃってくださいました。
そして、内見をした時なちゅさんが私に言ってくださった言葉の中で
ひとつとても印象に残っている言葉があります。
「杉山さんならきっとこのマンションに似合う人になれるよ」
と言う言葉でした。
私は内見した中で、任意条件が全部揃っている物件を見て
(なんなら任意希望にさえも挙げていなかったようなことまで)
こんな家に住めたらいいなぁ
と思ったものの、候補出してくださった中でもその物件は高い方でした。
確かに今と同程度の月収があれば払えない額ではないけど、
フリーランスでいつ仕事が切られてしまうか分からないと言う不安も抱えながら
本当にこんな素敵な家に住めるのだろうか、住んでよいのだろうか、と思いました。
ですが、私が実家を出て一人暮らしを始めるにあたって1番優先したかったことは
「仕事に集中出来る環境にしたい」 と言うことでした。
往復の通勤時間はもちろん、セキュリティ、色んなことのストレスを減らして
仕事に集中したかった。そうした中、なちゅさんのひと言は私に
この家の家賃を契約期間全て払いきれるように、今まで以上に仕事を頑張ろう
そう決意させてくれたのです。
結果、引っ越しをしてから仕事も切れずにいただくことも出来て、
更には単価だけではなく、音楽芸能とコンサル案件のバランス と言う将来的な目標まで
叶えられるようになりました。
相手の期待以上の仕事をする、それがプロ
だいぶ前の話ですが、あるプロデューサーから
超一流と一流、二流の違いについて、こう教えていただきました。
言われたことしか出来ないのが二流
期待以上の仕事をするのが一流
では、一流と超一流の違いは何か?
客を感動させる仕事をする、それが超一流だと。
今回私はなちゅさんの仕事に感動した点がいくつかあります。
①提案力
②フットワーク
③好印象
④未来を読む力
①の提案力は、候補に出していただいた物件の数と、
本当に快適な物件を見つける可能性を潰さないために、
さまざまなタイプの物件を提案してくださいました。
②のフットワークは、内見した時に、私も自分で写真を撮りましたが、内見終了直後に
今日見た物件の写真を送って下さったスピード感と、その枚数の多さに驚きました。
いつ撮ってたんだろう?と思うほどで、しかも私が自分で撮った写真より
なちゅさんが送ってくださった写真の方が物件がよく分かるという、プロだなと思いました。
③は、やはり明るい笑顔は大事です。これがどんなに良い物件を候補に
出していただいても、内見でお会いした時無愛想で冷たかったら、私も素直に感想も
言えなかったかもしれません。
そして④は、上述した杉山さんならこの物件に似合う、と言ってくださった言葉はもちろん、
私にとっての快適を叶えてくれる物件はこれだと見抜いてくださった経験値。
営業だけでなく、接客業の鏡のような担当者で、紹介してくださった方に本当に感謝しています。
なちゅさん、本当に素敵な物件とのご縁をいただきありがとうございました。
コロナもあるので、体調にはどうぞ気をつけて、引き続きお客様とのご縁を作ってくださいね。
これからもよろしくお願いいたします!