皆様こんばんは、Producing office SOLEIL杉山薫です。
6月22日、以前から一度生で聴きたいと思っていた
Ms.OOJAさんのライブに行ってきました。
会場は明治座で、私は今回初めて行きましたが
とても立派な建物で、綺麗でした。
ポップスのアーティストが明治座でコンサートをするのは
今回のMs.OOJAさんが初めてだそうです。
会場に着いたら、50代、60代かそれ以上のお客さんがたくさん
いらっしゃることに驚きました。
私もMs.OOJAさんを知ったキッカケはポルノグラフィティのサウダージの
カバーだったので、オリジナル曲だけでなく、カバー曲も
たくさんリリースされていることは知っていましたが
今日(6/22)のセットリストは1980年代の曲(昭和の歌謡曲)が多めで
50代以上の方々が楽しめそうな曲が多かったです。
この雰囲気、曲なら私の両親も楽しんでいただけるコンサートだと思いました。
MCトークの時も喉を守る発声
歌声が素晴らしかったのはもちろん、印象に残ったのは
MCのトーク時でも、声帯を守っていた(と私には聞こえました)ことです。
歌手でも歌でない、トークの時は地声で話すのが普通ですし
もしかしたらMs.OOJAさんのトークの声が地声だったのかもしれませんが
私には、アナウンサーの方がニュースを読み上げる時のような話し方、
声の使い方で話しているように聞こえました。
少なくとも私がこれまでライブに行った中で、MC時の声まで徹底して
歌に全神経を使っていた歌手の方はMs.OOJAさんが初めてです。
演歌のカバー、Beatles、Carpentersなど洋楽を聴いてみたい
最近は演歌歌手の方がJ-POPをカバーしたり、敢えてポップスも歌い
演歌歌手の歌唱力が改めて注目を浴びることも多いです。
氷川きよしさんが『限界突破×サバイバー』でロックを歌われたことも
記憶に新しいです。
それに対して、ポップスの歌手が演歌をカバーする事例はほとんどありません。
需要の問題だけでなく、発声の仕方含め、ポップスの歌手が演歌を
歌うことは難しいためです。
ですが、Ms.OOJAさんなら津軽海峡冬景色や夜桜お七のような演歌も聴いてみたい、
日本の歌謡曲だけでなく、BeatlesやCarpentersなど世界の名曲と言われる
楽曲達もぜひ聴いてみたい、そう思わずにはいられませんでした。
バックバンド、PA、全スタッフが作り上げる「心地よい空間」
もうひとつ印象に残ったのが、バックバンドも、PAも、全スタッフが
「Ms.OOJAさんの歌声をいかに心地よく客席に届けるか」で一致していた
と言うことです。
Ms.OOJAさんはソロアーティストですし、来ているお客さんも
彼女の歌声が聴きたいので、歌が主役であることの意識は
グループで活動しているアーティストよりは強いものと思いますが
ただ、声質がよいだけでは、今日のような音のバランス、演奏には
ならなかったと感じました。素晴らしいプロの仕事でした。
私にとってはサプライズ、CD購入者限定の終演後イベント
今日は素晴らしい歌が聴けただけで満足でしたが、MCの中でMs.OOJAさんが
最新アルバム『最終回』を会場で購入した人に特典を購入者に直接
お渡ししてくれるイベントがありますと。私にとってはサプライズ、
アルバム購入して、直接Ms.OOJAさんに今日のコンサート感動したことと
周囲に広めて行きますとお伝えすることが出来ました。
Ms.OOJAさん歌が上手いだけでなく、小顔でモデル体型、とっても綺麗な方でした。


とっても楽しかったですし、人間の声は最高の楽器だと言うことを
改めて感じたコンサートでした。
また聴きに行きたいです。
最後にひとつ、Ms.OOJAさんのYouTubeリンクを貼らせていただきます。
私がJ-POPの歴史を学びたいと思うキッカケになった
村下孝蔵さん『初恋』のカバーです。初恋はカバーしているアーティスト
たくさんいますが、Ms.OOJAさんの初恋もまた、素敵ですね。
それでは、またここでお会いしましょう!