就職活動を成功させるコツとは

皆様こんばんは!Producing office SOLEIL杉山薫です。
緊急事態宣言が出てから半月以上経ちましたが
本当にGW明けで解除されるのか、不安な日々が続いています。

そうした中、仕事が失くなってしまい
急遽求人を探さなければいけなくなってしまった人や
元々就活をしていた学生の皆さんの少しでも参考になればと思い
就活をする上でのポイント、コツをシェアしたいと思いました。

 

恋愛と就活は本当にご縁なだけ。必要以上に落胆しないこと。

人生の中で、学生時代のアルバイトから就職、転職活動まで
エントリーした会社全てから採用通知をもらえた人はまず存在しません。
世の中でどんなに成功者と言われる人でも
面談での見送り通知は経験しています。

決して貴方だけが不採用通知を受けている訳ではありませんので、
不採用通知をもらったら、社会勉強をしたとでも思ってください。
そして、その会社とは「縁」がなかったと思って、
一刻も早く次のエントリーに気持ちを切り替えることが大切です。

ただし、何が原因で不採用と言われたかについては自己分析し、
次に生かすようにしましょう。それをしなければ
ただひたすら、不採用にされた損になってしまいます。

 

受験と就活の決定的違いは何か

しばらくはコロナの影響で就活状況も変わってしまうと思いますが
ここ数年は、就活においては学生側が圧倒的有利と言われてきました。
また、有効求人倍率も1.4倍を維持してきました。
ですが、言うほど就職活動は楽ではないと言う人も多いのではないでしょうか。

少なくとも私はこの数年、幾度となく「面談」を受けてきた立場として
”ちっとも楽じゃない” そう感じています。
その理由についてスライドを作成してみました。

 

 

補足をします。

私が考える受験と就活の決定的な違いとは

受験は合格ラインをどれだけ超えた学生でも合格通知をもらえるのに対し
就活は、あくまで企業が求めるスキル範囲内の人材しか合格をもらえない

つまり

就活で不採用通知を受けたくないからと言って
東大卒で国家公務員試験に合格するレベルの人材が
高卒を求めている企業の正社員試験を受けたところで
不合格になる確率が高い

と言うことです。

スライドの就活の方に記載しました男性は大卒、
一方女の子は高卒で、スキル値も男性の方が女の子の倍近くあります。
ですが、ABC3つの会社に2人がエントリーした場合
男性が採用通知をもらえるのはA社のみで、
残りB社C社からは不採用通知が届くと言うことです。
一方女の子はA社からは不採用となるものの、B社C社からは合格通知が届きます。
通知が届いた時のそれぞれの心境も書いてみました。

 

 

この喩えは極端であるにしても、
現実、不採用と言う言葉だけが独り歩きしてしまい
この男性のように安全圏を狙いすぎた故の不採用だった
パターンも中にはあります。
ですが、安全圏すぎた故の不採用であっても
不採用には変わりありませんので、この男性のように
自信を失くしてしまうこともあるでしょう。

そして今回は分かりやすくするために敢えて高低差(学歴)
と言う形でミスマッチの範囲を記載しましたが
現実的な判断ポイントは学歴よりも横幅(スキル)を持っているか否かです。
確かに学歴で判断されることも無いとは言いませんが
企業が求めるスキル(人柄、扱いやすさ等も含む)を持っているかが
見られています。

 

面接は入社後のミスマッチを防ぐ最後の砦

やっと面接に進めたのに、他候補者でポジションが決まり不採用になった

こんなことが続くと、嫌気がさしてくるものです。
ですが、よく考えてみてください。

書類審査が通ったから、面接を受けられたと言うことを。

中には貴方が面接を受けた求人に書類落ちした人もいるのです。

そして、面接を受けては不採用が続くと
書類を見た時はよいかなと思ったけど
実際会ってみたら違ったから要らないわ、と
まるで自己否定をされたような気持ちにもなりますし
面接の度に自己紹介、持っているスキルについての
説明をしなければいけないことにもうんざりするでしょう。

ですが、実は入社前の面接と言うのは
採用する側は勿論のこと、
採用される側にとっても非常に大事なことなのです。

また極端な喩えではありますが
貴方が入社した会社に、生理的に受け付けられなくて
一緒に空気を吸うだけでも苦痛になるような人がいたとします。

もし、その人が面接官で、面接時に
貴方が採用された暁には私が貴方の上司になりますと言われたら、
貴方はその会社への入社を
面接前と同じ気持ちで引き受けられますか?

恐らく大半の人は面接前よりもテンションが下がり
中には辞退する人もいれば、嫌だなと思いながら
腹をくくって入社を決める人もいるでしょう。

これは経験上言えることですが

入場後(私の場合は委託なので入社ではなく入場と言っています)に
スキルミスマッチが発生してしまうことの方が
入場前に見送りになる何倍もリスクは大きいです。

そうした点でも、面接(面談)はいわば
入社後のトラブルを極力減らすための最後の砦と言える
とても大事な工程なので、面接後不採用通知が続いたとしても
入社後のミスマッチの方がよっぽどリスクが大きい
自分に言い聞かせてください。

世の中の仕事には、職種以外にも
正社員、派遣、委託、アルバイトなど雇用形態も様々で
それぞれ向き不向きがあります。

また、大手企業と中小企業も
向き不向きだけでなく、その人との相性もあり
これもやはりメリデメがあります。
その辺のことについてはまた機会があった時に書きますが
冒頭にも述べた通り、恋愛と就活は本当に縁です。

ですので、以前音大生の就活Columnでも書きましたが
自身の適正を客観的に理解し
適正に合った職種、企業へひとつでも多くアプローチを
かけることが採用をもらうための最善策となります。

このColumnを読んでくださった方が
一刻も早く希望される仕事とのご縁を掴めるよう
私も願っております。

それでは、今年は自粛のGWですが
そんな中でも楽しいことを見つけて
良い連休をお過ごしください。

またここでお会いしましょう!