正しい夢の叶え方とは①

皆様こんばんは!Producing office SOLEIL杉山薫です。
8月に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年はコロナで大変なのに豪雨災害まで各地で起こり
嬉しいニュースよりも悲しいニュースの方が印象に残ってしまいます。
悲しいと言えば、三浦春馬さんの件は私も、コラムを今読んでくださっている
皆様と同様、驚きと悲しみでいっぱいです。
人間誰もがいつかは終わりが来る中、いかにして後悔を少なく生きるか。
そのためにも、今回は「夢の叶え方」についての概要をテーマに
書いて行きたいと思います。

 

夢を叶えるには、共通のポイントがある

言われてみれば、もっと早くにこのテーマのColumnを書いてもよかったな
と思うのですが、まず、夢を叶えるためには共通課題と専門課題があることを
知ってください。

よく、新聞や雑誌の対談記事で
異業種のスペシャリスト同士の対談がありますが
あれはなぜ、まったく違う分野に取り組んでいる人で
初対面の場合でも、「あー、それ分かる分かる」と
共感し合えるのでしょうか。

その理由は、彼らが「分かる分かる」と言っているのは
上述の夢を叶える上での共通課題と専門課題のうち
共通課題の内容について、分かる と言う話をしているのです。

いつものように絵を用いながら補足をします。

①希望する仕事に就いた時のリスクリターンを知る

言ってしまえば②と③も①の派生のため、共通課題は①のみと言っても過言ではありませんが
今回は夢の叶え方の解説をするColumnのため、共通課題を3つにしました。
上の図では、以前就職活動のColumnを書いた時のような、年齢については記載しておりませんが
リスクとリターンを考える上で、年齢はとても重要な要素となります。
職種によって多少の差はあるにせよ、基本的にスタートは早いに越したことありません。
その理由は
・ゴールに到達した時の年齢も若くなるため、叶えた後の時間を長く持てる
・若い人の方が吸収が早い
・スタートが早ければ、仮に失敗してもやり直しがきく

以上のようなことが挙げられます。

では、警察官になりたいAさん、パティシエになりたいBさんの年齢を
今回はどちらも20歳とします。

どちらも年齢制限で引っかかることは無さそうですが
ざっと、警察官とパティシエの募集要項を見てみたところ
警察官の要項に、こんなことが書いてありました。

・男女共に身長体重の制限
・日本国籍を有しない人は受験出来ない

確かに、警察官は泥棒や悪いことをした人を捕まえなければいけないので
ある程度身軽に動けて、なおかつ痩せすぎず、適度な筋力が
求められるのでしょう。
また、日本国籍については、なんともない条件と思う人もいるかもしれませんが
日本には、日本人だけでなく在日外国人の方々も多く住んでおり
もし、Aさんが日本に住んでいても日本国籍ではない、在日外国人であった場合は
まずは、国籍を取得することが第一条件になってしまいます。
(あるいは日本ではなく母国の警察官を目指すと言う道にシフトするかです)

 

②希望する仕事に就くための最短ルートを知る

現実的にはこれが何かを知ることが1番難しいと思います。
私がここで言う最短ルートとは、
Aさんの警察官試験に合格する、Bさんの製菓専門学校を卒業する
と言う過程のことではありません。

あくまで平均値ですが、学生さんが憧れる1人前の担当者と言うのは、
だいたいキャリア10年~15年の人であることが多いです。
にも関わらず、大抵の人が卒業後3~4年職歴を積めば
キャリア10年のスキルが身につくと誤解しており
ここのギャップが、挫折する理由の大半です。

パティシエを目指すBさんが、ケーキのコンクールで優勝したあるパティシエに
憧れていた場合、専門学校の卒業はあくまで通過点と言うより、
卒業してからがスタートです。
卒業して、どこの企業に就職して、何を何年学べば憧れのパティシエのようになれるのか。
それをなんとなくこうだろう、ではなく客観的根拠に基づいた数値を出すことが
目標達成の最短ルートです。最短ルートが何かを知って、それを目指して
精一杯頑張っても、現実は最短ルートの通りに行けないことの方が大半ですが
そうであったとしても、現在自分が描いた最短ルートからどれだけ逸れているかを
自覚するのと、ただやみくもに見えない道を進むのとでは
将来に大きな影響を与えます。

 

③希望する仕事に就くために必要な費用と時間を知る

時間は最短ルートが分からないと出せませんので、
③はおのずと②がクリアした上でないと導き出せないものです。
この項目で大事なことは、

目標達成するために必要な費用は学費だけではない

と言うことです。
この、学費以外にも目標を達成させるためには
様々な費用がかかると言う感覚の無い人があまりに多いと
フリーになってから10年、様々な人のカウンセリングをして感じます。

○○になりたい

と言っているのに、その夢を叶えるために必要なお金の投資を渋る人は
夢を叶えることは出来ません。
勿論、中にはローンを組まなければいけないほど、追い込まれることもありますし
払いたくても払えない時もあります。
ただ、払いたくても払えない時に、払えませんとギブアップするのか
払えない代わりの代案を考えられるかどうかが、運命の分かれ道です。

このような①~③の事項は、どんな夢を目指す上でも共通しますし、
中には夢が仕事ではなく専業主婦、お嫁さんと言う人もいるでしょう。
その場合でも、年収1000万以上の男性と結婚するのが夢なら
どうやったら年収1000万以上の男性と出会えるのか
と言う視点で考えていけば、やはり①~③は必須なのです。

その上で専門課題は
Aさん:警察官試験の勉強をする、体力検査で合格するための筋トレ
Bさん:憧れのパティシエの作品研究、美味しいスポンジケーキを作る技術の練習
などが挙げられるでしょう。

それらを踏まえた上で、次回は
具体的な最短ルートの進み方について、解説をしていきます。

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