正しい夢の叶え方とは④

皆様こんばんは!Producing office SOLEIL杉山薫です。
夢の叶え方についての解説も、いよいよまとめです。
前回までのColumnで、
ただでさえ未来は目に見えないものなので出来る限り可視化して、
なんとなくではなく理論立てて戦略を練って、未来へ進むことをお伝えしてきました。

ですが、人生の中では最善を尽くしても、
それでも望むような結果が得られないこともあります。
正しい夢の叶え方第4回のColumnでは
そうした事態に陥ってしまった時の対処方法について書いていきます。

前回までの記事はこちら
正しい夢の叶え方とは①
正しい夢の叶え方とは②
正しい夢の叶え方とは③

 

目標までの道の作り方は、実行と反省の繰り返し

昨日0だったものがいきなり翌日100に変わることはまずありません。
これも理屈では分かっているものの、私も含めてがっくりしてしまう理由は
第2回のColumnで書きました、学生や新卒の方々が
現実ではキャリア10年のスキルを3~4年やれば身につくと
思ってしまうことと近く、
自分が予測していた期待値が10だとした場合
実際はその期待値10を達成するには今の倍努力をしなければいけない
と知る時に、

こんなに頑張ったのにもっと頑張らなければいけないのか

と、自分が努力をした事実(進んだ距離)より
目標が自分の予測よりも遠いことに気分が落ちてしまいます。

 

上記のスライドは、長期的視点と言うよりは
日単位、週単位の中でのサイクルを記載したものです。

今でも覚えていますが、高校時代、当時の担任の先生が授業で
「勉強とは坂道ではなく階段である」と話してくださいました。
その先生がおっしゃるのは、

勉強と言うのは努力が常に、目に見える形で自分の成績に反映されるものではない。
勉強しているのになかなか成績に反映されない、足踏み状態の時があるが
そこで成果が出ないからと言って諦めるのではなく
努力を続けていればそのうち一気に伸びる(階段を登る)瞬間があるから
諦めないで根気強く続けるように。

と言うような趣旨でした。

勿論その先生の解釈は正しいと思うのですが
今、私が敢えてその先生がおっしゃった階段ではなく「坂道」だと
考える理由は

未来は目に見えないものだからこそ、
自分自身では成果を実感出来ていなくても
費やした労力、時間、お金は確実にパラメーターとして積み上がっていく

そう認識する必要があるためです。

コンサルの現場では、よく日次ミーティングを行っており
多い時は朝夕2回行うこともあるのですが
これは、目標を達成するために計画通りに物事が進んでいるかの確認を
日単位に落とし込むことにより、
前回の地図で言うところの進む方向性が間違っていた時の
軌道修正を出来るだけ早く、ズレが大きくならないうちに行うために
頻繁に確認をしています。
そうして細かく確認をしていても、それでも気付けないミスや
進行方向のズレが生じてしまうのが現実ですので、
そもそも実行結果に対しての確認を行う回数が少なかったら
気づいた時には取り返しのつかない事態になっていても不思議ではありません。

 

上手くいかなかった時には、その方法に固執しないこと

中にはどう頑張っても望むような結果が得られなかったり
今回のコロナのような誰も予想していなかったような事態、
天変地異、そしてスポーツ選手の場合は不慮の事故、怪我により
自分の気持ちとは関係のないところで
その道を断念せざるを得ないこともあるでしょう。

ご存知の方も多いと思いますが、
2018年の平昌パラリンピックスノーボードで金メダルを獲得した
成田緑夢選手のWikipediaをリンクとしてご紹介します。
幼少期から成田3きょうだいの末っ子として世間から注目されてきた
成田選手が怪我をされた時の心境がどれほどのものだったか、
想像しただけでも涙を浮かべてしまいますが、
そうした試練に屈せずに新たな道を切り開いた姿は
多くの人に感動を与えました。

私は幸いまだ人生で大きな怪我を経験したことはありませんが、
そうであっても、どんなに最善を尽くしても上手くいかなかったこともあります。
むしろ、人生で上手く行ったことの方が少ないし
世の中の人達も、皆さんそうではないでしょうか。

私は成功者のインタビューを読むのが好きなので
見かける限りで色んな人の紆余曲折を読んだり聞いたりしていますが

何か成功例を出した人は、成功した数の100倍失敗を経験している

これが現実だと感じます。

そして、

成功例を出した人は、大抵挫折も経験しており、
挫折を経験した時に、挫折したままで終わってしまうのではなく
挫折を次に生かせた人が、成功しています。

10人中9人にコイツもうダメだと思われた時こそがチャンスであり
周囲が皆、もう無理だと思った時に、皆と同じに諦めてしまうのか
それとも、周囲の全員に愛想つかされて、たとえ自分1人だけになっても
最後まで解決策を考え、実行していく覚悟があるのか。

私は、世の中結果が全てだと考えており
何かひとつ結果を出すためであれば、そこに至るまでの過程に
こだわりはありません。

夢を追う過程の中で、途中で去っていく人の大半は
自分が良しとする方法で達成させることにこだわりすぎて
他の方法での模索が出来なくなり、辞めていきます。

私はそうした過程への固執を「プライド」
過程へのこだわりを捨てて、結果に全てを懸ける思いを「誇り」
と認識しており、

プライドは要らない、持つべきは誇り

そう考えています。

 

夢を叶えた人に共通して言えることとは

4回にわたって夢の叶え方について解説をしましたが
まとめとして、夢を叶えた人に共通して言えること、
夢を叶えた人は全員手に入れているスキルについてお伝えします。

夢を叶えた人に共通して言えること、それは

周囲の助言を素直に聞き入れている

これに尽きます。

だからこそ、興味本位ではなく、本当にその人のことを思い
正しい方向に導いてくれるMentor、師匠の存在が
夢を叶える上での重要なカギになりますし

夢を叶えている人は

誰が言っているか

ではなく

何を言っているか

を判断しています。

そして、プロの視点、助言と言うのは
一般の人のものとは違うからこそ、それでお金をいただいているのであって
一見理解出来ないようなことであったとしても、
ほぼ正しいと判断して間違いありません。
ですが、結果までたどり着けない人の大半は
どこかで我流になり、プロの助言に耳を傾けないため
結果にもたどり着けないのです。

正しい夢の叶え方とは のColumnを
ここまで読んでくださった皆様には
ぜひ、未来への道を切り開いてくださることを願っています。

次のテーマはまだ未定ですが、
以前から取り上げたかったテーマがいくつかあるので
参考になった、面白かったと
言っていただける題材で書こうと思います。

それでは、またここでお会いしましょう。
皆様良いお盆をお過ごしください!